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ココのブッとび!時間旅行記
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1話 「ワープルームにようこそ」
2017/08/26(土)21:05:53(7年前) 更新
だい2しょう
『クラッシュ2』の冒険が待っていた!
兄の、コルテックスとの死闘を見届けたココは、あの時代から去っていった。
ココ「う・・・ん」
まだ時空の狭間のようだ。ココは非常に眠たかった。とても目が開けられないほどだった。あの冒険をして来たのだから、無理もないかもしれない。
??「ヌゥオ〜〜〜・・・。」
ココ「・・・?」
どこかでうめき声がしたが、すぐに消えてしまった。
しばらくして、眠気がましになって来た頃、突然またタイムホールが現れた。
しかしココはなすすべもなく、それに吸い込まれた。
ココ「う、わわ〜っ!」
気がつくと、急にタイムホールが開き、しりもちをついてしまった。
ココ「アイタタタ・・・。あれ、どこだろう。」
どうやら、まだタイム・ネジネジマシーンに戻れていないようだった。
ココ「(まだ帰れないのね・・・。それと、なんだか冷えるなぁ・・・。)」
辺りを見渡すと、氷でできた部屋にいるようだった。周りには、タイムホールとは違う別の5つのひかる入口がある。そして、各入口の横には、いくつかの模様が描かれているようだ。
そしてよ〜く見ると、とある入口のそばに、しろくまの子どもがいる。・・・それも、とても見覚えのある子だ。
ポーラ(以下ポー)「く〜ん。」
ココ「(これは、もしや・・・。)」
すると、部屋の入り口の真ん中に、またもオレンジのバディが現れた。
??「リパー・ルーのやつ、勝手に自滅しちゃって、大したことなかったのだ〜。ふんふふ〜ん。」
ココ「(あ・・・これって。)」
この兄妹、またも出くわしてしまう。
??「ん?あれ・・・。あ〜っ!」
ココ「お、お兄ちゃん、よね・・・。」
クラ「ココ!?いつの間にこっちに来ていたのだ?バッテリーとってきてって頼まれて、家に戻ろうとしたらこんな部屋に来ちゃったけど・・・あれ?さっきココの生首だけ映ってなんか言ってたような・・・。」
ココ「ドテッ!何が生首よ!!」
すると、辺りが暗くなり、ホログラムが現れ始めた。
クラ「ま、またなんなのだ?」
ココ「(やばっ!隠れなきゃ!!)」
見つかると色々と厄介なので、氷のクリスタルの後ろになんとか隠れた。ホログラムで、コルテックスの通信が届いた。
ホログラムのコルテックス「はっはっはっはっは・・・。立派になったリパー・ルーも、お前の敵ではなかったなぁ、クラッシュ。」
13の惑星がどうとか、パワーストーンでその力をどうするとか、そんなことを、ただ呆然と聞いているクラッシュ。コルテックスはどうやらココには気づいていないらしい。すると通信が途絶え、別の顔が現れた。
ココ「あれ、確か・・・。」
ホログラムのココ「お兄ちゃんなの!?そこらじゅう探したんだから!」
クラ「へ?ココ、さっきいたはずなんだけどな・・・。」
ココ「(ひょっとして・・・。)」
ココは、今自分がいる時代がわかった。元いた時より、まだほんの少し前の頃だった。あの死闘から1年が経ち、コルテックスは地下深くで見つけたパワーストーンを利用して、地球に洗脳光線「コルテックス・ヴォッルテックス」を浴びせようとする作戦を実行していた時だ。テキトーな理由でクラッシュを騙し、25個ものパワーストーンを集めさせていたのだ。一方クラッシュはというと・・・せっかく救い出したタウナが愛想をつかしてしまい、ピンストライプの元へ去って行ってしまった。代わりに都会にいたココがやって来て、モテモテ・トレーニングを積んだ、と言う後だった。
・・・どうやら、あれから自分の知る歴史が変わった、ということはなさそうだ。
ホログラムのココ「用心しなきゃだめ!コルテックスを信用するのは、やっぱり危ないわ!もうすぐ通信が切れちゃう!お兄ちゃん、お願い・・・・・・」
しばらくすると、完全に通信が途絶えた。しばらく沈黙が流れる。
ココ「(言われてみれば確かに生首っぽかったような。)」
クラ「ココ!一体どーなってるのだ!?・・・まさか、ココは二人いたのだ!?それとも、どっちかはニセモノだったりして」
ココ「あ、あの、お兄ちゃん、その・・・事情を説明するね。」
ココは兄に、ある程度のことを打ち明けた。今いる自分は、過去のクラッシュのサポートをしたココと同じであること。ホログラムのココは、この時代の本来のココであるということを。と言ってもやはり、「未来から来た」というのは、どうも言いにくかったので、適当に異世界とごまかした。
クラ「ん〜・・・。」
ココ「ど、どう?わかったかしら。」
クラ「よくわかんないのだ。」
ココ「・・・。無理もないのかな。」
まだクラッシュの頭は混乱していたので、証拠となるスマホの写真(コルテックスのはつでんしょで撮ったツーショット)を提示した。
クラ「あ!これ。」
ココ「そう言うことなの。」
クラ「じゃあ、昔手伝ってくれた、あのダンスしてくれたココってことでいいの?」
ココ「そうなの!どうかな?」
クラ「あ〜!あのリンゴぶつけちゃった、あの!?」
ココ「そうそうそう!!」
クラ「あっはっはっはっは!」
ココ「あははは」
クラ「ちょっと何言ってるか分かんないのだ。」
ココ「ズコ〜ッ!なんで分かんないのよ〜!?(分かった風だったのにぃ!)」
クラ「え〜と冗談はさておき、なんとなくはわかったのだ。」
ココ「ガクッ・・・ま、まぁ、よかった・・・(何この振り回される感じ)。」
冗談を言われつつも、なんとかココは安堵する。そこから、クラッシュに色々と言われることに。
クラ「あれからオイラさ〜、せっかく救ったタウナが目の前からいなくなっちゃって、ものすごく寂しかったのだ〜〜・・・。うわ〜〜ん。」
ココ「そ、そうだったの・・・(知らないふりしとこ)。」
クラ「それで、都会からココがきてくれたのだ。」
ココ「う、うん(なんかややこしい・・・)。」
クラ「あの思い出を話したくってうずうずしてたけど、そのココにはあのことは話してないのだ。」
ココ「(ほっ。幸い自分の記憶通りだ。)あ、ありがとう。あのときの約束、守ってくれたのね。」
感謝するココだったが、ここからクラッシュのグチタイムが始まる。
クラ「うん・・・。でもそのココってば、小さいときから変わってなかったのだ。」
ココ「と、いうと?」
クラ「ダンスしてても、乗ってくれないし。」
ココ「(あの頃はただ見てるだけだったな〜。しようとも思わなかったし。なんでか今はしたくなっちゃってるケド。)」
クラ「オイラの話、ちっとも聞いてくれなくて、流されるし。」
ココ「(かわいそうなこと、しちゃってたのね・・・。ごめんなさい。)」
クラ「そのくせ、ちょっとぐらい役に立って、なんて、普段はゴミかのような扱いするし。」
ココ「(なんかゴメン・・・・・・。)」
クラ「バッテリーとってきてと言われて、こんなところきちゃうし。」
ココ「(本当にゴ・・・ってそれは知らないや。)」
クラ「あのココはやっぱりつまらないのだ!!だから。昔の楽しいココが来てくれて、オイラは嬉しいのだ!」
ココ「(う、う〜ん・・・。やっぱり、どう反応すればいいかわからない。)」
本人の前でグチを言う兄に、やはり困惑していた。そもそも、本来の時代の自分と今の自分では、兄にとってはかなり差があるようだ。今の自分には、おバカな一面が共存しているという点のみだと思うのだが。
とここで、クラッシュは何やら質問をしてきた。
クラ「そういえば、ココはあれから新しい技は覚えたの?」
ココ「え?・・・スピンアタック以外は覚えてないけど。」
クラ「それだと今後進めないのだ!前に比べると、新しい敵や仕掛け、箱がいっぱいあるのだ!そうだ。この前ココに教えてもらった技をココにも教えるのだ!・・・ありゃ?ココにオイラに教えたものを、オイラはココに教える?ん〜?」
ココ「お兄ちゃん!だから・・・、あれ、私もこんがらがって来ちゃった〜。」
クラ「とにかく!今からスライディングとハイジャンプ、そしてボディプレスの特訓を開始なのだ!!」
ココ「え〜!?また特訓〜!?(・・・元はと言えば私が教えたものだっけ。何やってるのよ私〜・・・ていうか、また一緒に行くの〜?)」
多くの技があったため、この一瞬だけは、以前の自分を恨めしく思った。
クラ「さあっ!行くのだ!!」
ココ「(うえ〜ん。いつになったら戻れるの〜??)」
こうして、新しい特訓をし、再び冒険に出るハメになった。
ポー「ワン!」
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