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ココのブッとび!時間旅行記
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2話 「またまた・トレーニング」
2017/08/26(土)22:58:29(7年前) 更新
だい2しょう
兄から再びアクションを教わるぞ!(自分が特訓させたものだけど)
クラッシュとココは、今いるワープルームで、ポーラが見守る中トレーニングを始めた。
ポー「く〜ん。」
しかし・・・
クラ「ハクシュン!さ、寒いのだ・・・。」
ココ「ちょっとお兄ちゃん、なんでこんなところでやるのよ!風邪ひいちゃうじゃない!」
クラ「なんかエレベーターが故障してるっぽくて、下の部屋に行くのは無理そうだと思ったのだ。」
ココ「だからって・・・ハ、ハクチ!」
上半身裸のクラッシュと、半袖で薄着のココには、このワープルームは冷えるようだ。
さあ、特訓を始めるみたいだ。
クラ「まずは、しゃがむ!」
クラッシュはしゃがんで前かがみになった。ココもかがんで見る。
ココ「ん。どう?」
クラ「ん〜。ちょっと違うような・・・。」
クラッシュは足の裏を地面につけているが、ココはというと膝をついている。
ココ「なんでもいいじゃない。こうやってハイハイできればいいんでしょ。」
クラ「おおっ。しっかり動けてるみたいなのだ。合格!」
ココは、しゃがむとハイハイを習得した!
・・・わざわざ、アクションといっていいものか微妙な気もする。自分が「モテモテ・トレーニング」の一環として教えておいてなんだが。
クラ「次はハイジャンプ!しゃがんで、足を広げてジャンプすると・・・ほら!」
普通のジャンプよりも、少し高度が高くなっている。
ココ「(よ〜し・・・。)えいっ!」
クラ「おお〜。さすがオイラの妹だけあって、すぐできるようになってるのだ。」
ココ「でしょ〜っ。」
だから自分が教えた(ry
ココはハイジャンプを習得した!
クラ「今度も、すごく重要なものなのだ。おりゃっ!スライディング!」
走りながらしゃがむと、足を滑らせて姿勢を低くして動くことができる。
クラ「これで狭い通路を通れるし、スピンじゃ効かない相手も吹っ飛ばせるのだっ!」
ココ「えっ。そんな、服が汚くなりそうなこと」
クラ「む〜。つべこべ言わないで行くのだ!そらっ!」
ココ「もうっ!」
女の子のするアクションではない気もするが、しょうがないので、思い切って走りながらしゃがんで見た。
クラ「ん〜、オイラほどではないけど、まずまずなのだ。」
ココ「・・・」
クラ「ココ?どしたの?」
ココは少々涙目になりながら呟いた。
ココ「いたい・・・。」
思ったより滑った際の地面の摩擦が熱く、主に足において痛みを感じた。幸い氷の部屋の中なので、すぐ摩擦熱はやむが。
クラ「そっか〜。スライディングは、オイラも最初は苦労したのだ。でもそれも!新たな出会いを見つけるために、マスターしたものなのだ!さあ、ココもモテモテになるべく、やってみるのだ!」
ココ「お兄ちゃん、私は別に、そういうのはあんまり興味ないんだケド・・・。」
クラ「・・・。ハァ。オイラは寂しいのだ。妹にそんな、色恋沙汰がないなんて。」
ココ「・・・ふぇ?」
クラ「こんなオイラだって、一度はタウナの心を掴めたのだ。でもココは・・・やっぱりお子様なのだ!」
またも兄がたしなめてきた。自覚はないのだが、その言いようには少々腹立たしい。
ムキになって言い返してしまう。
ココ「な・・・何よ!そういうお兄ちゃんだってどうせモテないわよ!間違いないんだから!」
クラ「なに〜!?じゃ、じゃあ、ココが教えたこのトレーニングは、なんだったのだ!?」
ココ「う・・・えっと・・・(それを言われると、ちょっと弱いかも)。」
兄が女性にうつつを抜かすのも困るが、自分のトレーニングの成果が出ないのもそれはそれで困る。
クラ「だいたい、オイラのことばっかり文句言って、自分のことは棚上げなのだ!兄として、先が思いやられるのだ〜。ちょっとぐらい恋人の一人、作ってみるのだ〜!なはははははっ。」
ココ「・・・お兄ちゃんのばか〜〜!!!」
涙目になりながら言い終わる前に、ココは怒りのスライディングをお見舞いした!
クラ「あいてッ!」
ココ「はあ、はあ・・・。」
クラ「・・・あれ、痛がってなさそうなのだ。」
ココ「あらら。ほんとね。」
クラ「よかったじゃじゃじゃ〜ん!」
ココ「・・・なんかこの展開、前もあったような。」
さっきまでの口論はお互いけろっと忘れたようだ。
とにかく、ココはスライディングを習得した!
クラ「さあ、最後はボディプレスなのだっ!ジャンプ中に体を広げて・・・」
ひょいっ
ドテ〜ン!
地面に少し振動が伝わった。
クラ「さあ!やってみるのだっ。」
ココ「お兄ちゃん、さすがに女の子がボディプレスっていうのは・・・。」
クラ「ん?なんか問題なのだ?」
ココ「大ありでしょ・・・。痛すぎるわよ!」
さすがに体を大の字にしたそのまま地面にぶつかるというのは無茶な技。ただしこれも自分が教(r
クラ「そうなんだ・・・。でも、鉄ワク箱を壊せるようにならないと、ダイヤが取れないと思うのだ!」
前の冒険にはなかった鉄ワク箱。新アクションを使わないと壊せない。ゆえにパーフェクトもできない。ニトロ箱など、他にもいくつかの新しいものが現れているようだ。
ココ「それはその、そうなんだけどね。だから、私がいかなくても」
クラ「じゃあ、ココでも鉄ワクを壊せるところ、どっかないかな?」
ココ「他人をそんな粉砕装置みたいに言わないの・・・。」
クラ「じゃあちょっと、固いところ探すから、触らせてもら」
ココ「ヘ、ヘンタイ!!!」
急に触られてつい飛び上がったココは、そのまま水平にした両脚でクラッシュにのしかかった!
どて〜〜〜ッ!
クラ「グゥウィユ〜〜・・・ちょっとごめんなのだ。」
ココ「もう・・・!いくら兄妹だからって、そんなのやめてよね!プンプン」
クラ「・・・お!これなのだ!」
ココ「え?・・・エ?」
大事なことなので2回聞いた。
クラ「その攻撃なら、鉄ワク箱も壊せるし、どんな敵でもペッチャンコなのだ!!ムキムキのあしをもつ妹がいてオイラ、驚いたのだ!」
ココ「だ、だからぁ・・・妹をそんな風に言わないでよー!!!(ムキムキじゃないし!)」
なにはともあれ、ココはダブルレッグドロップ(ボディプレスのココ版)を習得した!
クラ「ま、これだけあれば、何とかなるのだ!」
ココ「・・・はぁ(なんかどんどん『女の子』を捨てていってる気がする。)」
クラ「ん?どしたのだ?」
ココ「何でもないの!!ほら、お兄ちゃんいって来なさいってば!!」
クラ「グエッ!・・・・・・ 」
兄を蹴飛ばして、「ゆきやま に えんばん!?」と書いてあるステージに行かせてしまった。
・・・一人になったココは、少し考え事をしだした。
ココ「あれ、これでいいのかな。」
思えば、この時代の兄は、コルテックスに騙されてパワーストーンを集めている。本来の自分は、そんな兄を止めようとしていたはずだが、今の自分は、いつの間にか協力することになっている。
ココ「私、どうしたらいいの・・・?」
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