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ココのブッとび!時間旅行記
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3話 「ブッとび サーフィン」
2017/09/03(日)22:40:09(7年前) 更新
だい2しょう
まずはサーフボードでGO!
ココ「(このまま、パワーストーンを集めちゃってもいいのかな・・・。)」
あれからココは考えていた。今、コルテックスの大ウソに乗る形で、パワーストーンを集めようとしている。しかし、その気になれば、兄を説得したり、無理矢理にでもこのワープルームから脱出する手段を見つけたりすることもできるかもしれない。そうすればパワーストーンが集まることはない・・・と思う。
だが、こうも考えた。以前の冒険が自分の記憶通りで変わっていない以上、今回も歴史は変わらないはずだ。つまり、パワーストーンを集めきり、コルテックスに奪い取られたとしても、兄なら取り返してくれるはずだ。・・・どのみち、元の時代でも集めようとしているわけだ。元の時代に戻る手段が相変わらずわからない以上、この時代のパワーストーン集めに協力してもいいのかもしれない。
ココ「(大変かもしれないけど、やるっきゃないか〜!)」
と言って、元気をつけようとしてか、無意識のうちにクラッシュダンスをしだした。
ココ「(はっ!また私ったら・・・変なとこが余計に進行してなきゃいいけど・・・。)」
またタイムスリップしたせいか、自分のおバカっぽさがさらに強くなっている気がした。この自分を受け入れるのに、まだ多少抵抗の残るココであった。
すると、クラッシュがステージから帰ってきたが、ただひたすら凍えていた。
クラ「かたかたかた・・・・・・」
ココ「お兄ちゃん、体真っ青よ?どしたの?」
クラ「サブい・・・オイラカッチンコッチンなのだ・・・。」
ココ「しょうがないわね〜。次のステージ、私が行ってくるわ。」
と言い残し、自分は『ぶっとび サーフィン』のステージに入っていった。
ステージに到着すると、何やら変な部屋みたいなところにいた。元のワープルームにも似た光景だ。少し歩くとドアが開き、川にいるのがわかった。
ココ「サーフィンって言ってたけど、川のステージなのね。海かと思ってたわ。」
少しずつ、足場を乗り継ぎ登っていく。
ゴックンに食べられないようスピンで飛ばしていくココ。
すると近いところで、あの箱を知らないうちに壊していた。
??「#$%=〜>+!!」
ココ「あ・・・(まさか、この声・・・)。」
敵を飛ばした直後だったりしてよく見えなかったが、アクアク箱を壊していたようだ。
アク「・・・ン〜??ココではないか。どうしたんじゃ、こんなところで。いつの間に来てたのか?」
ココ「あ、あの、アクアクさん・・・。その。・・・・・・」
やはりこの時代のアクアクに出会ってしまった。前同様、言葉が思いつかない。・・・・・・と思っていると、また体が勝手に動いていた。
ココ「ベロベロベロベロ!!」 カシャッ
また自分のおバカなところが顔を出していた・・・。というより、顔に出していた。
アク「・・・・・・おヌシ、いつの間にそんな性格に・・・?」
ココ「あの、覚えてませんか?確か1年前、タウナさんを助けに行った・・・。」
アク「・・・!おお!」
自分の言ったことで忘れてもらっていた、アクアクの記憶が蘇った。故郷とその周りの島を冒険した、あの日々。
アク「やっと、あのことを話してくれたか。おヌシにあのことを話したいと思っておったのじゃが、約束は約束じゃったからのお。ウソをつかないようにがんばったわい。気づいたら忘れておったがの。」
ココ「ごめんなさい、アクアクさん。ご迷惑をお掛けして・・・。」
アク「・・・ところで、今ワシの目の前にいるおヌシと、最近まであっていたココは、どういう関係じゃ?おんなじなのかの?」
ココ「(・・・・・・。)」
同一人物なのは間違いないが、「記憶」が異なる。さっきアクアクが会ったというココは、この時代の本来の自分。しかし、今の自分は未来から来ており、しかも性格が多少変わってしまっている。同一と行っていいものか、悩んでいた。
ココ「う、ん・・・。」
アク「なんじゃ、ココらしくないのお。まあ、クラッシュも言っておったが、事情があるのかもしれん。無理にとは言わんわい。」
ココ「・・・ありがとうございます。」
アク「さ!この川をひとっ飛びするぞよ!!」
アクアクは気を取り直して、ココのサポートをしっかりとすることにした。
ココも、アクアクの気遣いに感謝しつつ、前へと進み始めた。
アク「それにしても、1年か。経ってみれば意外とあっという間じゃのう!昨日のように感じるわい!」
ココ「(・・・私にとっても、まるで『昨日のよう』に感じる・・・。)」
時空の狭間にどれくらいいたかはわからないが、正直あまり時間が経ったとも思えない。アクアクにとっては、この自分と会うのは1年ぶりなのだが、こっちとしては、どれくらいの時間が経過しているかは判断できない。
少し進むと、川の上にオレンジ色のサーフボードが浮いていた。
ココ「あっ!これ。」
そう、元の時代で、兄が自分の家の壁に飾っていたものだ。
飾るくらい気に入っていたのだろうか。
アク「うっかり落ちるんじゃないぞよ。」
ココ「気をつけます。」
何やら意味ありげな狭い足場が見えた。箱を踏んでいけば、足場までいけるのかもしれないが、水に落ちるのもごめんなので、すぐにサーフボードに乗った。
ココ「わおっ!」
アク「どうじゃ?しっかりいけそうかの?」
ココ「し、慎重に・・・。」
ネットでサーフィンなら得意なものの、リアルのサーフィンは経験がなく、戸惑うばかり。すると、何か踏んだのか、ブワァァン!と加速をした。
ココ「うわわ・・・!」
舵をとるだけでも精一杯。加速機能まで使いこなすには時間が要りそう。
アク「機雷が見える!ゆっくり行かぬか!」
ココ「危なかったわ。こんな動きもできるのね。」
機雷をかわし、壁に当たらないようジグザグに動き、ジャンプ台もうまく生かして箱を壊した。最後のニトロ箱に当たらないよう、そこは加速せず、ゆっくりと行った。岸に飛び乗った瞬間、使っていたサーフボードは沈んで行ってしまった。
その後もカバに乗り、ボーナスラウンドを攻略した。
そして、ココの目の前に、ムラサキに輝くものが見えた。
ココ「うっ!まぶしい・・・。」
アク「そうか、ココは見覚えがないのか。あれが『パワーストーン』じゃ!!」
ココ「あれが、あの・・・。」
禁断の力を持つ宝石が、目の前にあった。
これによって、夢は。野望は。叶えられるのだろうか・・・?
ココ「とっちゃっても、いいんでしょうか?」
アク「何を言っておる。そのためにここにおるんじゃろ?。」
ココ「・・・そうですね。とります!」
しゃぁ!!
初めてのパワーストーンをゲット!
手元にすると、その光の強さから、力を感じる。
ココ「すごい・・・。これがあれば・・・・・・。」
アク「ココ?」
ココ「・・・・・・。」
ココは、虚ろな目をしていた。これは今、自分の手元に・・・・・・。
アク「おーい、どうしたんじゃ?」
ココ「・・・はっ!」
ココは気づいた。この宝石には、人を魅了する魔性なものがあるのだと。そして、とりつかれてしまうと、その力を欲するあまり、周りが見えなくなってしまう危険もあるのだと。世界征服を企むコルテックスのように・・・。
幸い、アクアクの声で元に戻った。
ココ「アクアクさん、ありがとう・・・。こっちに戻してくれて。」
アク「気をつけいよ。クラッシュはこれを持っても何もなかったのじゃが、まああやつは考えなしじゃからな、心配ないのじゃろう。ただ、しっかり者で賢いお前さんには、何か考えてしまったこともあるのかもしれんな。」
ココ「・・・・・・。」
そのあと、川に浮き沈みする足場を渡ると、何やらまた妙な足場が見えた。
何かの模様が描かれていそうなのでよく見ると、ガイコツのマークだ。
ココ「なんか趣味の悪そうな絵ね。」
アク「ココ。確かここまでノーミスじゃったな!ノオ、ミス・ココ?」
川の上だと差し引いても、寒かった。しかし、アクアクはお構い無しにマジメな話をした。
アク「これは死の道『ドクロコース』への入り口じゃ!ここまでミスがないと、この足場が現れるのじゃ!」
ココ「・・・じゃ、ここまでノーミスってことは、私ってすごいのかしら!?」
アク「そうかもしれんが・・・あくまで、ドクロコースへの資格が認められたのじゃ。すごいかどうかは・・・。」
ココ「(・・・ケチ。)」
素直に褒めてもらいたかったのか、心の中で少し拗ねてしまった。意外と、まだ子どもっぽいところがあるのだと、自分でも感じている。
アク「ドクロコースは難しいのじゃが、どうする?」
ココ「(せっかくだし・・・。)行ってみます!」
こうして、ドクロの足場に乗ると、足場が動き出し、少し遠くに移動した。
到着すると、川の足場が移動しているところから始まった。
ココ「しっかり渡らなきゃ・・・。」
ジャンプ、ジャンプ。時にはスライディングジャンプもして、足場を伝った。タイミングを読みにくいところもなんとか行けて、再びサーフボードに乗った。
アク「ニトロ箱に触っちゃいかん。ドカン!!と爆発じゃ!」
ココ「び、びっくりさせないでよ・・・。」
ジャンプしていくと、ニトロでできた壁に、左には謎の渦。
一番左まで行き、思い切り・・・。
ココ「(加速!)いっけえ!!」
うまく渦を乗り切った。左右に動く機雷を避け、最後はカバに乗っかって進み、ゴール!
ココ「カバさん、ごめんね。」
ゴールの入り口が開くと、氷の足場になっていた。そして、前の方を見ると・・・。
アク「あれは・・・。」
ココ「しろダイヤ!やったあ!」
パワーストーンとダイヤ、一気に手に入れ、無事に光の輪に包まれ、ワープルームに戻った。
アク「ここまで、ドクローさん。なんつってのお!」
ココ「・・・ワープルームだけでも寒いのに゛ぃ・・・。」
帰ってくると、パソコンをいじるや否や、すぐに、とってきたパワーストーンとしろダイヤが現れ、ワープルームに安置した。
嬉しくなって、やっぱりクラッシュダンス!
ココ「ふふっ!」
っとしていたが、左側を見ると・・・。
ポー「くうううううん!!!」
クラ「このシロクマ踏んでたら楽しいのだッ!」
なんと、兄がポーラを何度もジャンプで踏んづけて、いじめていたのだ!
アク「なーにしとるんじゃアイツは・・・。」
ココ「ちょっと!やめたげてよぉ!!」
急に兄に蹴りに行ったが、すっとかわされてしまった。
クラ「ひひ〜。オイラはやられないのだ〜。」
ココ「くっ・・・。」
アク「ココ!下を見んかい!」
ココ「ヘッ・・・?」
気づいたら、自分がポーラを踏んづけていた。
ポー「くううん!」
ココ「きゃっ!ごめんなさい、痛くなか」
すると、突然どこかで気持ちのいい音が連発していた。
シャッキ〜ン!シャッキ〜ン!シャッキ〜ン!シャッキ〜ン!シャッキ〜ン!・・・・・・
ココ「え、何この音・・・。」
アク「なぜかクラッシュのプレートをとった音が聞こえるのぉ。」
クラ「へ???」
と思っていると、ココに何か変なことが起こっているのがわかった。
ココ「・・・なんか、残機増えたみたい。」
アク「ほ〜・・・。そんなことがあるのか・・・。」
心なしか、ポーラがぎっとこちらを見ているようだ。
ポーラ「ぐ〜・・・!」
ココ「ご、ごめん!ポーラ〜。」
クラ「あ〜あ、ココったら、ポーラからプレート取り上げまくったのだ〜。かわうぃそうぬぃ〜。オイラ、知〜らないっと。」
ココ「元はと言えば・・・お兄ちゃんが踏んづけまくるからでしょうが!!」
かわいそうなことをしてしまったが、復活機会が増えたのは好都合ではあるので、感謝しながら行くことにした。
ココ「(おかしいな・・・。ある種の『達成感』を覚える・・・・・・。なんでなの〜??)」
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