6話 「ちかどうのニトロ箱」

2017/09/07（木）23：17：40（7年前） 更新

だい2しょう

ワープルーム2で気絶していたココだったが、意識を取り戻した。

ココ「うぅ・・・。」
アク「ココ！気がついたかね。」
ココ「ふニャァ。あ、アクアクさん。・・・あれ、お兄ちゃんは？」
アク「あやつならあかダイヤを取りに行ったぞよ。ちゃんと取ってくれればいいのじゃが。」
ココ「そ、そうなの。全くお兄ちゃんったら・・・！・・・大丈夫だといいんだけど・・・。」

兄が帰ってくるのをただ待っているだけでもいけないので、ココは「ジャブジャブ ちかどう」と書かれているステージに入って行った。


到着。

ココ「ちょっと、ニオうんだけど・・・？」
アク「下水道のようじゃのお。心してかかれよ。」

なんだか青いような緑のような、薄暗いところを進むことになった。
早速アクアク箱があったので、仮面は２枚に。

進むと、泡を吹くロボットのような敵バボーや、大きなプロペラがあった。

アク「スライディングで避けるのじゃ！」

プロペラは危ないので、当たらないようにする。さらに、水のあるところに、電気の走る場面に出くわした。

ココ「また電気ぃ〜？きついなぁ・・・。」
アク「デンキナマズに要注意じゃぞ。」

タイミングを見計らい、前に前に行く。
また電気の走るところは、浮いている台を乗り継いで行く。
ネズミのロボット、トゲチュールも、うまくかわして行く。

進んで行くと、アクアク箱がもう一つ・・・。

ココ「あれを壊せば、アクアクさんが３枚に・・・！」

バキッ
アク「※＃＆＝〜＜！」

ココ「！？すごいパワーを感じる！」
アク「神秘のパワーが爆発じゃ〜！！急ぐが良いぞ！」

ココは、無敵状態に！アクアクの仮面はココの顔に乗った。分かれ道があり、気にはなったが無敵には制限時間があるので、とりあえずリンゴの道（左）に行き、トゲチュールや転がるドラム缶、プロペラも破壊しながら進んで行った。

アク「ふう、時間切れじゃ。」
ココ「（な、なんて気持ちいいの〜！？）」

無敵の時の自分に、とてつもない力を感じ、それで敵を吹っ飛ばしたのは、なんとも爽快だった。
ボーナスに行き、やたらとブロック箱の多いところだったが、問題なくクリアした。そこで・・・。

ココ「ねぇ、アクアクさん。ちょっと戻ってもいいかしら。」
アク「ん？何か気になったのか？」
ココ「さっき無敵だ！って思ってリンゴのあった道に行ったけど、あの分かれ道のもう一つに、何があるのかなって思って・・・。」
アク「C箱もあったし、こっちが正しいルートなのは確かじゃろうが・・・。まぁココの疑問を解きたいなら、一緒に行くぞよ。」
ココ「ありがとうございます。」

ちょっと逆戻りし、あの分かれ道へ。そこには・・・。

ドクン
プル

ココ「な、なに！？このニトロ箱地帯！？」
アク「一個だけ？箱もあるようじゃが、変なところじゃのお。」

ニトロだらけなこの部屋。行き止まりのようにも見える。この先に何もなさそうだが・・・。

ココ「ねぇ、すっごく怪しくないかしら。」
アク「確かに、意味ありげな場所じゃのお。」

スライディングジャンプもしてニトロをかわし、行き止まりのところまで行こうとする。・・・・・・ギリギリいけた。

ココ「このステージに入る前に、例のくぼみを見たの。パワーストーンとダイヤが2つ・・・。何かが隠れていると思うの。」
アク「そうか・・・。行ってみるのじゃ。」

行き止まりのところに手を伸ばすと、腕が壁をすり抜けた。

ココ「へっ！？」
アク「気をつけい。ニトロが危なかったわい。」

腕がすり抜けるのであれば、と思い、足を伸ばすと、それもすり抜けた。どうやらこの壁はニセモノの行き止まり、らしい。

ココ「じゃ、行って見ましょ！」

思った通り、ここは道が続いていた。デンキナマズのビリールやトゲチュールをかわして行くと、見えたのは・・・。

ココ「あーっ！みどりダイヤ！！」
アク「なんと！？スペシャルなダイヤじゃな！」

こんなところで、カラーダイヤを手にいれた。
しかし、行きはヨイヨイ帰りはコワい。浮かれていないで、慎重に元の道に戻るのだった。


しばらくまっすぐ行き、再び分かれ道をいき、リンゴのある方へ。そこにも。

ココ「パワーストーンみっけ！」
アク「幸先いいのぉ〜。この調子じゃ！」

こっちの道は行き止まりに見えた。
ひょっとすると・・・と思って、勢いよく壁に進むと、ぶつかって倒れてしまった。

ココ「いてて。これは本物みたいね。」
アク「ニセモノばっかりあっても困るしのぉ。」

もう一つの道を行くと、床に謎の穴があった。他に道もないので、その穴に入ることに。
下に行くと、天井にぶら下がれそうな金網があった。！ブロック（緑）にスピンをして作動させると、遠くのあちこちで爆発音が聞こえた。

アク「それは、このステージにあるニトロ箱を全て破壊してくれるブロックじゃ。今後も出てくると思うから、見かけたら必ず作動させるのじゃぞ！」

そして、抱えていたノートパソコンをポケットに入れ、金網にぶら下がることにした。足場にいると、高温のため燃えてしまうだろう。金網にはトゲトゲの浮遊機雷が何体か巡回しており、当たらないように気をつけながら進む。リンゴの取りこぼしのないようにし、しっかりとしろダイヤも回収して、ワープルームに戻った。


ココ「ポケットにしまっておいたはず・・・あった！」

パワーストーン、しろダイヤ、そして、みどりダイヤ。どれもしっかり持って帰ってこれた。
ついついダンシング！
終わると、エレベータで下から兄の姿が。

クラ「あ！ココなのだ！」
ココ「ただいま、お兄ちゃん。」
クラ「ココのアドバイス通り、しっかりとあかダイヤをとってこれたのだ〜。」
ココ「へ〜、いい感じね！」
アク「クラッシュも、よくやったわい。」
クラ「それで今度は・・・。」

と思っていると、また通信が入り、コルテックスのホログラムが現れた。
また隠れるココ。

クラ「な、なんなのだ〜？？」
ホログラムのコルテックス「もう10個も集めおったか。あと15個だな・・・。パワーが切れかけておってな、今後通信はしづらくなる・・・。」

ピピー、ガーガー・・・。

確かに、通信の調子が悪そうで、ノイズが入っている。この時代の自分がハッキングを試みた影響だったのだろうか。

ホログラムのコルテックス「頼りになるのはお前だけだ。」
ココ「（ウソばっかり！）」

通信が切れると、5つのステージの入り口が閉ざされ、『コモドきょうだい』と書かれたステージだけが開かれた。

クラ「コモド・・・ってなんなのだ？こどもか何か？」
ココ「コモドっていうのは、コモドオオトカゲって言われる種類の動物ね。結構大きい上に、兄弟だから大変かもしれないけど・・・。」
クラ「じゃ、行ってくるのだ〜！」
アク「わしもついて行くぞ！」

クラッシュとアクアクは、コモドきょうだいとの対決に向かった。

ココ「多分ボスの門は、全部お兄ちゃんしかはいれないのかな。一回ぐらいは誰かやっつけてみたいけど・・・。あと、お兄ちゃんが行ってる間、私も何かできないかしら・・・。」

兄がボスに勝つまで、何か考えていた。パソコンやスマホから、いい情報がないだろうか。ん？情報・・・？

ココ「これだ！」

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