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11話 「エヌ・ジンのハイテクメカ」
2017/09/08(金)00:33:51(7年前) 更新
だい2しょう
自慢のメカに、クラッシュくんはどう立ち向かう〜?
ホログラムのコルテックス「クラッシュ!ついに敵の正体がわかったぞ。我々の邪魔しているのはニトラス・ブリオなのだ。・・・そもそも前の戦いの時も、あやつの口車に乗せられて、世界征服の片棒をかつがされたのだぁ!」
ココ「(よく人のせいにできるわね〜・・・。)」
ホログラムのコルテックス「地球を粉々にしようとしてるのも、あやつかもしれん。」
クラ「なんかウサンクサいのだ・・・。」
パワーストーンも20個になり、再びコルテックスからの通信が。とにかくデタラメを並べている・・・。1年前の事件を全部ブリオのせいにし、今度はないはずの地球破壊計画の罪までなすりつけようとするという極悪人っぷり!
ココ「(ひっど〜い。全く。)」
クリスタルの後ろに隠れながら、そう思うココだった。
ホログラムのコルテックス「ワシの仲間にパワーストーンを持って行ってくれたまえ。仲間の名前は、エヌ・ジン・・・」
通信が途絶えた。それにしても、怪しさ100%だった。
クラ「コルテックス〜・・・パワーストーンまだ集めきってないんだけど」
ココ「お兄ちゃん!だから、パワーストーンを渡しちゃダメなのっ!」
クラ「あ・・・そうだった。」
ココ「もう、危ないなぁ・・・しっかりしてよ!」
ワープルームを見ると、DR.エヌ・ジンと書かれたボスステージが開かれている。
ココ「お兄ちゃん、何が起こるかわからないから、また通信機つけとくね。」
クラ「う、うん。」
タイニー戦の時にもつけた、映像送信機と音声通信機をクラッシュに取り付けた。
仲間のエヌ・ジンは、今までと違って、パワーストーンを受け取りに来るだけ・・・のはずだが、少しばかり身震いがしたので、一応兄に持ってもらうことにした。
クラッシュはワープした。背景に地球が見えている場所にいるようだ。
・・・何やら、メカがこちらに飛来し、向かっているのがわかった。
エヌ・ジン(以下ジン)「コルテックス殿に言われたはずだ。集めたパワーストーンを渡さぬか、拙者に〜!!」
クラッシュは、話しかけられていることがわかった。
よく見ると、そのメカには人間が乗っており、頭にミサイルが刺さっているようだった。なぜかサムライ口調だ。しかもその声は機械混じりで、二重に聞こえる。
ココ『お兄ちゃん!そいつがエヌ・ジンよ!『
クラ「コルテックスの仲間か!」
ココ『何があっても、絶対に渡しちゃダメよ!』
ココは、きっちりとクラッシュに言った。
エヌ・ジンは、メカに乗ったままこちらに近づいてきた。
ジン「貴様がクラッシュ・バンディクーだな?ほら、さっさとパワーストーンを拙者に渡さぬか。コルテックス殿が待っているぞ・・・?」
クラ「・・・。」
ジン「ンン?なぜ渡さぬのだ?20個のパワーストーンだぞ。」
ココ『(そうよ、そのまま・・・。)』
クラ「オイラは約束したのだ!パワーストーンを渡さないって!」
ジン「ヤクソク?・・・なんのことだ?」
ココ『(ちょ、お兄ちゃん・・・!)』
ココがクラッシュと会話をしていることがバレると、ややまずい。自分の名前は何としても出してほしくはなかった。
ジン「ふん!コルテックス殿よりも大事な約束事とは聞き捨てならんな。・・・では力ずくでもらうとしよう!拙者のメカを見せてやろう!」
ココ『(バレなかったのはよかったけど・・・)お兄ちゃん、戦いが始まるみたいよ!』
そんなこんなで、戦闘が始まった!
エヌ・ジンはメカを操り、腕の装甲を見せながら横移動している。
クラ「な、何をしているのだ・・・?」
と思うと、いきなり腕の部分から、レーザービームを繰り出してきた!
ジン「ニヒ、ニヒヒ!!」
プルプルプル・・・
ギ〜〜〜!!!
クラ「うひゃっ!」
ココ『(さすがにちょっとコワい・・・。)』
なんとかジャンプで避けることができた。しかし、何をすればいいのか、見当がつかない。
ココ『あのメカを、どうにかできないかしら・・・。』
クラ「そんな!あんな遠いところにあるのに、スピンなんてできないのだ!」
ココ『それもそうなのよね。』
ひたすらレーザーをかわしまくるクラッシュ。じれったく感じてきた。
ジン「そろそろ思い知ったか、クラッシュ。・・・さて、おとなしく拙者にパワーストーンを渡してもらえれば、先ほどの無礼は見逃してやるぞ?」
クラ「くっ・・・。」
ココ『お兄ちゃん、なんか持ってない?あのメカに投げれそうなものとか・・・。』
クラ「オイラが持ってるものなんて、ヨーヨーやリンゴくらいしかないんだけど・・・。」
ヨーヨーでは、いくらなんでも届かないだろう。
・・・ということは、残された手は一つ。
ココ『お兄ちゃん、リンゴよ!どうせポケットに有り余るほどため込んでるんでしょっ!』
クラ「あっ?バレた?・・・ってそれはココも!」
ココ『うっ・・・・・・(いつ知られたの!?)』
やはり血は争えない。やってる事は同じだ。
・・・こんな話をしている場合じゃない。
ココ『・・・ってそれはともかく!集めたリンゴがたっぷりあるはず!それをメカの発射口に投げて、ぶつけるの!』
クラ「え〜〜?ココらしくもない。リンゴでメカが壊れるなんて・・・。」
ココ『つべこべ言わないで投げる!』
クラ「ったく。じゃ、ぶつけてやるのだ!」
リンゴだけは何十個、何百個とあるので、これでホントにいいのかと不安ながらも(そしてせっかく集めたのに、と悲しいながらも)クラッシュはリンゴを投げまくり、発射口に当てていく。
ジン「ン?何か投げているが・・・リ、リンゴだと〜?はっはっは!片腹痛いわっ!そんなもので拙者のメカが・・・。」
びりびりびり・・・
ジン「な・・・?ンア〜〜!」
ドカン!
なんということだろうか。リンゴをぶつけられた装甲が、破壊されてしまったのだ!
クラ「・・・なんか効いてるのだ・・・。」
ココ『ダ、ダメ元でやってみるものね・・・。』
まさかのダメ元でやってみたことが、うまくいったようだ。
リンゴに壊されるメカって・・・。
ジン「おのれ!拙者のメカに傷をつけるとは、もう許せん!もう一方の腕でレーザーをお見舞いしてやろう!」
先にケンカをふっかけてきたのはエヌ・ジンの方なのだが・・・。
レーザー攻撃はクラッシュには効かず、スライディングでかわされた後、またリンゴをぶつけられ、両腕がもげてしまった。
ジン「グアッ!」
ココ『その調子よ!』
クラ「ニヒッ!オイラったら、シューティングの才能もあったなんてね〜♫」
ココ『(リンゴ攻撃って・・・もうなんでもありね。)』
腕がもげたからどうなるのだろう、と思っていたココだったが、今度は数字の描かれた両肩から、発射口が現れていた。
ココ『油断しないで!』
クラ「ふあっ?」
ジン「いでよ!ミサイルの雨あられなり!フッハハハハハ!」
肩からミサイルが出てきて、クラッシュのいる足場に向かって、上から何発も落ちてきた!
クラ「ひや〜〜っ!」
ジン「拙者のミサイルは格別だろう?」
ココ『動きが速くなってるけど、しっかり発射口を狙うのよ!』
クラッシュはかわしつつ数発のリンゴをぶつけると、01と書かれた方の肩が破壊された。
ジン「ぬっ!?・・・肩は一つでも、ミサイルは打てるわぁ!・・・フフハハハ!」
今度は、クラッシュの足元を狙って、ミサイルが横から向かってきた。
ハイジャンプでかわし、02の肩も破壊。
ジン「ぬああああ〜!・・・こうなったら奥の手を!」
クラッシュからパワーストーンを受け取るという本来の使命を忘れ、完全にクラッシュを灰にすることしか考えていなかった。
メカは下から現れたと思うと、緑のドロドロのビームを発射しだした!
ジン「ホハ、ホッハハハ!」
ココ『お兄ちゃん〜!』
クラ「わわわっっ!」
ギリギリジャンプで横の足場に行くと、ビームを受けた足場が崩れてしまった。
クラ「うひぇ〜・・・。」
ジン「これで、終わりだ!!」
クラ「グア〜〜!!こいつめこいつめっ、こいつめ〜〜!!」
必死の思いでリンゴをぶつけまくると、発射口はダメージを受け、ビーム発射は止まった。そのままメカは回転しながら、後ろに下がっていった。
ジン「ま、まずい!・・・わわ!」
ドッカ〜〜ン!!
ジン「フワーーーッッ!!!!!!!」
メカは木っ端微塵に壊れ、エヌ・ジンは引力でそのまま宇宙に放り出されてしまった。
クラ「やったのだ〜!勝利のピース!!」
ココ『ヒヤヒヤしっぱなしだったわ〜・・・無事でよかった!』
クラ「あ、でも、せっかく集めたリンゴが〜・・・。」
ココ『また集めればいいじゃない。さ、戻ってきて。』
クラッシュはワープし、元のところまで戻るのだった。
ジン「クラッシュ!お前はコルテックス殿に逆らう気なのかぁ・・・!?きっと後悔するぞ、クラッシュ〜!!」
(↑このセリフがリマスターで省かれてたのはホントに残念。解せぬ。)
最後のワープルームに向かうと、コルテックスの怒りの声が聞こえてきた。
ホログラムのコルテックス「ぬぅ〜〜〜う〜!!一体、どうしたのだ、バンディクー!」
クラ「あいつが襲ってくるのが悪いのだ。」
ホログラムのコルテックス「もう、二度と言わんぞ。パワーストーンをとってくるのだ!残り5つ・・・ここへ持ち帰れぇ!」
コルテックスは、もはや怒り狂っていた。よほどパワーストーンが渡されなかったことにウンザリしているのだろう。
クラ「オイラ、なんか怒らせるようなことしたっけ??」
ココ「それでいいのよ。お兄ちゃんはよくやってるわ。」
通信が終わった後、ココはエレベーターで上がりながら、クラッシュをいたわった。
クラ「ほんと!?じゃあさ、オイラ、モテモテになれちゃう!!?」
ココ「えっと、それは・・・どうかな。あんまし関係ないかも。」
クラ「ガビ〜〜ン・・・。」
ココ「ほらほらっ。最後の5つ、集めに行くわよっ!」
と息巻いていると・・・一瞬、自分から光が出ているのを感じた。
ココ「!?・・・まさか(こ、これって・・・)。」
しかし、その光は本当に一瞬で、すぐに途切れてしまった。
・・・あの光は前回の冒険の最後にあった光と同じもののようだと思った。なので、この旅も終わりに近い。
クラ「う〜〜ん。ま、やって行くのだっ!・・・あれ、ココ?何かあったの?」
ココ「・・・・・・。」
クラ「お〜〜〜〜い、ココや〜〜い。」
ココ「・・・・・・。」
クラ「ココっ!!」
ココ「・・・あっ!えっ?」
クラ「どうしたのだ。ぼーっとしちゃってさ。じゃ、ロケットで行ってくるから!ココも適当に手伝ってくれたら嬉しいのだっ!」
ココ「う、うん。気をつけてね。」
クラッシュはすぐに、『ロケットで いこう』に向かって行った。
ココ「ついに・・・帰るときが来るの・・・かな・・・。」
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