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13話 「取り戻せ!パワーストーン」
2017/09/08(金)23:06:17(7年前) 更新
だい2しょう
奪われたパワーストーンをコルテックスから取り戻すことはできるのか!?
そして再び、別れの時が・・・。
クラ「ついに・・・パワーストーンを25個集めたのだ〜〜!!」
ココ「やった〜!」
クラ「それもこれも、ココがきてくれたおかげなのだ〜。サンキュ〜!」
ココ「え!・・・ど、どうも・・・。」
すると、最後の通信がやってきた。
ココ「隠れる場所・・・見当たらない・・・。」
クラ「オイラの後ろにいくのだ!」
時間がないので、ココはしゃがみ、クラッシュの後ろに隠れた。クラッシュも、ココが見つからないようにしてくれている。
ホログラムのコルテックス「フーハーハーハッ・・・!いいぞー!計画はほぼ、完成だ・・・。お前のおかげだな、クラッシュ・バンディクー。実に助かった・・・。」
ココ「(完全にコマとしてみただけじゃない!プンプン。)」
ホログラムのコルテックス「・・・?エヌ・ジン!どうした!なんだ〜!?ネットワークに入り込まれているのか?」
すると、再びココのホログラムが現れた。
幸い、この時代のココは、クラッシュの後ろには気がついていないらしい。・・・というか、それどころではなかった。
ホログラムのココ「お兄ちゃん、コルテックスは、地球を救うためにパワーストーンを使うんじゃないの。その力を、宇宙ステーションにある洗脳マシン、『スーパーコルテックス・ヴォルテックス』のエネルギーにする気なんだわ。・・・お兄ちゃん!絶対にパワーストーンを渡さないで!!」
クラ「このココと同じことを言ってるのだ・・・。」
ココ「(も、もう、終わりかな・・・?)」
ココの映像が消え、コルテックスの顔が戻って来た。
ココ「(あっ。まだあるのね。)」
ホログラムのコルテックス「エヌ・ジン、なんとかしろ!計画がバレてしまうではないか!」
ココ「(化けの皮、剥がれてきたわね・・・!)」
クラ「計画〜?・・・やっぱりそう言うことだったのだっ。」
ホログラムのコルテックス「オォ、・・あよ〜し、あや・・・どうやら元に戻ったな。・・・とにかくパワーストーンを、とってきてくれ。」
とってきてくれも何も、もう25個集めきっているのだが。
通信が終わると、ココは大慌てでクラッシュに言った。
ココ「・・・!?そんな!!ワープルームにあるはずのパワーストーンの力が、吸収されてる!?」
クラ「何〜!?せっかくとってきたのにぃ〜。」
ココ「吸収に使ったのは、ビッグパワーストーンみたい・・・!コルテックスは、ビッグパワーストーンを持って逃げようとしてるわ!!ブリオのレーザー砲が完成してないのに・・・!」
クラ「あのハゲ〜〜・・・!」
ココ「お兄ちゃん、コルテックスから取り戻して!!」
クラ「う、うん!!」
すぐさま、『DR.ネオ・コルテックス』と書かれたステージに飛び込み、コルテックスの後を追った。
ココは、通信機でクラッシュをアシストするようだ。
・・・またココから光が出ている。
ココ「(・・・!光が少し、強まってる・・・!お兄ちゃん、急いで!)」
クラッシュはワープすると、無重力ステージで使ったジェットパックをすでに身につけていた。目の前には、パワーストーンを持つコルテックスの姿が。笑いながら、クラッシュに話しかける。
コル「フフハハハハ〜!!ご苦労だったな、クラッシュ〜!25個のパワーストーンの力はいただいた!」
クラ「コルテックス!ココから聞いたぞ!パワーストーンを返せなのだ!」
コル「ココ・・・?さてはネットワークに侵入してきたやつのことか、こしゃくな・・・。だがも〜遅いわい!宇宙ステーションに着けば、すぐさま地球にいる全員を洗脳してやる!・・・これがワシの逆襲だ!!」
通信で、ココから連絡が届いた。
心なしか、ココの声が少しかすれて聞こえる。
ココ『早く!宇宙ステーションに逃げられる前に、コルテックスを倒して!』
クラ「了解!」
コル「さらばだっ!」
コルテックスは、宇宙ステーションに向かって、乗っているロケットを加速し始めた!すぐさま追いかけるクラッシュ。ある程度、ジェットパックを使いこなせている。
クラ「さっき行った2つのステージで、練習した甲斐があったのだ!」
ココ『お兄ちゃん・・・隕石や機雷があるみたいよ!うまくかわさないと、ぶつかってタイムロスになっちゃうみたい!』
やられはしないが、足止めを食らうと非常にまずい。できるだけ避けてコルテックスに接近し・・・スピンアタック!!
ドカン!!
コル「ヌァ!?・・・何をする!」
コルテックスは前の方に吹っ飛ばされた。
クラッシュはまだ、コルテックスを追いかける。しかし、コルテックスの吹っ飛ばされた衝撃で、隕石がこちらに向かってきた!
ドッ!
クラ「イテッ!石にぶつかっちゃった・・・。」
ココ『気をつけて!・・・お願い・・・!』
地球上の全生命体の運命が、クラッシュの戦いにかかっている・・・。
さらに接近し、もう一回スピンアタック!
コル「う〜わ〜わ〜!」
前の方に吹っ飛び、機雷や隕石にぶつかっていた。
コル「うお〜!?」
クラ「やい!観念しろぉ!」
コル「・・・フフフ。ワシにはパワーストーンの力があるのじゃ!世界征服など、造作もない!貴様を利用したのは、間違っていなかったわい!」
クラ「利用・・・?」
コル「ハハハ!おめでたいやつだ!ダマされたと、今頃気づいたか!」
通信で、ココから力のこもった励ましが出てきた(クラッシュにしか聞こえていない)。
ココ『それはどうかしら〜?前も言ったじゃない!わざと集めて、最後、コルテックスから取られるのを防げばいいだけのこと!こっちがコルテックスを利用したのよ!!』
クラ「そ、そうそう!ダマされたふりして、最後、奪われないようにすれば、結局こっちの勝ちなのさっ!バカなやつなのだ〜!」
クラッシュはコルテックスを挑発した。
コルテックスの笑いが怒りに変わった。
コル「な・・・!?ワシを利用じゃと・・・?バカも休み休み言え!」
クラ「バカはそっちなのだ〜〜!あっかんべ〜〜!」
ココ『ベ〜ロベ〜ロバ〜〜〜!!きゃはっ!』(←コルテックスには聞こえていない)
兄妹揃ってコルテックスを嘲笑していた。
コル「うぬぅ!!・・・まぁいい。楽しいおしゃべりも、追いかけっこも、ここまでにしよう!」
クラ「やばい!宇宙なんとかまで、近づいてきたのだ!」
ココ『ラストスパートよ!!』
もうすぐ、宇宙ステーションまでの、最後のゲートについてしまう・・・。それまでに・・・。
さらに、夢中で気づかなかったが、ココを包む光が、相当強くなっていった。力も抜けてきている。間も無く消えてしまうのだろうか・・・。
ココ『(お兄ちゃん・・・!)』
クラ「よし、これが最後・・・!」
クラッシュは、全速力でコルテックスまで接近し・・・。
コル「(そ、そんな!?あと一息なのに・・・!)」
クラ、ココ「『いっけェェ〜〜〜!!!』」
渾身のスピンで、コルテックスに激突!!
ドッガ〜〜ン!!
コル「うああ、うぁ〜〜あ〜〜〜〜〜!!!!」
コルテックスは吹き飛ばされ、持っていたパワーストーンは手元から消えた。クラッシュはしっかりと取り返すことができたのだ。
・・・ついでに、スピードシューズも獲得した!
クラ「よっしゃ〜〜!」
ココ『やった・・・!』
映像ごしに、コルテックスが吹っ飛ぶ姿が見えた。これで一旦は安心。だが。
ココ『お疲れさま、お兄ちゃん・・・。』
クラ「ん?せっかく勝ったのに、なんか元気なさそうなのだ・・・。」
ココ『お兄ちゃん・・・またもう、お別れしなくちゃいけないみたい・・。前の戦いの時みたいに、また光が強くなってて・・・消えちゃいそう、なの・・・。』
そう、光がほぼ完全にココを包んでいた。どんどん目の前も霞んで行き、気を保つのも精一杯だ。もう長くはないだろう。
クラ「え・・・?そんな!せっかくまた会えたのに、また勝ったのに!もういなくなっちゃうの!?すぐそっちに戻るから!ダンスしてよ〜!オイラ一人じゃ寂しいのだ〜!!」
ココ『・・・何言ってるのよ。「私」がいるじゃない。この時代の、本当の私が。』
クラ「そりゃ、そうだけど・・・。」
ココ『お兄ちゃん、できれば、お願い・・・。』
お互い、泣きそうな様子だったが、振り絞って声を出していた。
クラ「な、なんなのだ?」
ココ『・・・ホントの私とも、仲良くして・・・ね?』
クラ「う、うん・・・。確かにどっちにしたって、オイラの妹なのだ。それぐらいは任せろなのだっ!」
ココ『ふふっ・・・。ありが、と・・・。 ・・・・・・ 』
そう言って、ココは意識を失い、この時代から消えて行く。
クラ「・・・ココ?ココ!返事してくれなのだっ!・・・ココ〜〜〜!!!」
もう、返事はなかった。・・・心に穴がぽっかり空いた気分になっていたが、これで地球は救えた。これも、別世界から来てくれたココの手伝いのおかげだ。
クラ「・・・いない、か・・・。ココ、ありがとう。助けてくれて・・・。」
悲しいながらも、どうにか感謝の気持ちを持っていた。
こうして、クラッシュはワープして、地上に戻っていったのだった。
コル「・・・これで全て片付いたと思ったら、大間違いだぞぉ!!」
故郷のタスマニア島のビーチにて・・・
一度は平穏の訪れた世界。クラッシュは気持ちよく昼寝をしている。隣には、パソコンを使っている、この時代の本来のココが。
クラ「クァ〜〜グォ〜〜・・・ZZZZZZ・・・・・・・・・。」
ココ「お兄ちゃん、コルテックスはどうなったの?それにコルテックス・ヴォルテックスは?まだ宇宙に浮かんでるのよ?」
クラ「・・・ZZZZZZ・・・・・・」
ココに声をかけられても、カニくんに足をひきづられても気づかないクラッシュ。その上空には・・・。
「フハハハ!ハハハハハ!アッハハハハハ!!」
まだあの宇宙ステーションは浮かんでおり、コルテックスの野望は残っている。
どうやら、この時代のクラッシュの冒険は、まだ終わらないようだ・・・。
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