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番外編 「思い出、いつまでも・・・」
2017/09/08(金)23:20:53(7年前) 更新
だい2しょう
しかし、そんな彼に、心残りがあったようだ・・・。
『2』真EDまで書いてます。原作と差はあまりないですが、一応『3段もり!』の方を元にしているので、まだ見てない方はご注意ください。
一応、ネオ・コルテックスは倒せた。しかし、洗脳マシンを持つ宇宙ステーションはまだ残っている。
ブリオの言葉通り、ダイヤを全部集めなければならないようなので、再びワープルームに向かうクラッシュ。
この時代のココに声をかけたのだが・・・。
クラ「ココ〜、残りのダイヤ集め、一緒に行ってよ〜〜。」
ココ「なんで私まで行かなきゃいけないのよ。危ないところだらけで、もう慣れっこでしょ?お兄ちゃん行ってきてよ!」
クラ「・・・は〜あ・・・あのココだったら手伝ってくれたんだけどな〜・・・。」
すでに、未来から来たココとの冒険が懐かしくなっていた。
クラッシュも、あのココのことを・・・。
ココ「ん?何か言った?」
クラ「いや、別に・・・。」
やはり、あのココと今のココでは、やや違うようだ。声や顔なんかは全然変わらないのだが、なんとなく寂しく思う。
踊っても、やっぱり乗ってくれないどころか、呆れた顔をしているし。
・・・ここで、最後にあの時のココとかわした言葉を思い出した。
クラ「(でも、このココとも仲良くするって約束してるし、あんまり無理は言えないのだ。)じゃあ、ダイヤをちゃんと集めてくるから、なんか疲れが吹っ飛ぶ、おいしいものを用意しといて欲しいのだ!」
ココ「それぐらいならできるかな。じゃ、アップルパイでも準備しとくから、頑張って来てね!」
クラ「よっしゃ〜〜!任せろ!」
こうして、クラッシュのダイヤ集めは再開した。
クラ「このドクロ、往復しないと箱全部壊せないの、勘弁なのだ〜。」
アク「ほれ!C箱から2枚の仮面でアシストするぞよ!」
クラ「お!ムテキでイケイケなのだ〜!」
クラ「カラーダイヤの試練・・・!手強いのだ。」
アク「集めたプレートがパーじゃな。じゃが今度こそは、チョチョイのパーじゃ!」
クラ「だ〜といいけど〜。」
クラ「この道暗いのだ〜、さ、ピカールに近づいて、スピードシューズで走れば・・・」
アク「待たれい!何箱か鉄ワク箱が見えたから、先に何個か壊してからじゃ!出ないと、パーフェクトは狙えんぞ!」
クラ「グムム・・・。どこだろう・・・。いでっ!」
そんなこんなで、残りのダイヤを集めきったクラッシュは、ココと共にブリオのもとに向かった。
以前冒険したタスマニア島に近い謎の孤島に、光が見えた。ブリオにはそこにいくように指示されている。
クラ「あの青いのがそうなのだ?」
ココ「そうみたいね。」
近くまで来ると、ブリオがこちらに気づいた。
ブリオ(以下ブリ)「あ〜っひゃっひゃっひゃ。クラッシュさんにココさん、来てくださいましたか〜!」
クラ「なぁ、あんたは信用していいのだ?」
ブリ「もっちろんですとも!コルテックスの宇宙ステーションに、照準を定めているでしょう!?ヒ〜ッヒッヒッヒ・・・。」
ココ「コルテックスと違って、ウソはついていない様子ね。怪しいところは・・・笑い声くらいかしら。」
クラ「それは前からなのだ。」
多少怪しげではあるが、どうやらブリオは信頼できそうだ。・・・少なくとも、今回に限れば、の話だが。
ココ「うわ!近くで見ると、すっごい装置ね・・・。」
クラ「うひゃぁ・・・。オイラ・・・(と、あのココ)が集めたダイヤがあるのだっ!」
ブリ「ダイヤを集めきったこと、本当に感謝しています〜、ホホ。・・・さぁ!レーザーはこれでいいですね〜!副業のバーテンダーで稼いだ甲斐があったというものです、ヘヘッ!」
そして、ブリオは最後の調整を終えたようだ。縦に並んだ42個のダイヤが、エネルギー変換されている。
クラ「お!ワクワクなのだっ!」
ココ「これで、コルテックスもオシマイね!」
ブリオは、クラッシュに向かって言った。
ブリ「ヒヒ、クラッシュさ〜ん。準備OKですよ〜、フフ!発射スイッチを、ンーハハ、押しますぅ〜!!!」
クラ「いやっほう!!」
クラッシュは、足元にあった赤いボタンに思いっきりボディプレスをした!
ピュ〜〜
カチッ!
ココ「勢いよく押したのね・・・。」
あんまり衝撃が強かったので、ココが少々驚いた様子でクラッシュを見ていた。
スイッチがオンになり、レーザー砲が動き始めた。
ブリ「ヒ〜ヒッヒッヒ!」
クラ、ココ「!」
照準が定まり、レーザーが発射された!
レーザーで、宇宙ステーションを真っ二つ!
ドガッ・・・
ドギャ〜〜〜ン!!!
肉眼では分かりにくかったが、何か光るのが見えた。
ブリ「やりました!!これでコルテックスは終わりです〜ヒヒ!コルテックスめ、ザマァ見ろ〜!ア〜ッヒャッヒャッヒャッヒャ!」
クラ「・・・ココ、オイラ、やったのだ・・・。」
クラッシュは、独り言のように呟いたが、ココには聞こえていた。
ココ「やったわね、お兄ちゃん。」
クラ「違うのだ!ココのことを言ったんじゃないのだ!」
ココ「え?なんのこと?」
クラ「・・・なんでもないのだっ。」
前同様、この時代の本来のココには何も話さないことにした。
姿形は同じでも、どこか違うのだから。
ココ「お兄ちゃん、どうしたの?ぼんやりしちゃって。コルテックスはやっつけられたのよ?」
クラ「うん・・・。」
ココ「その顔・・・さてはタウナさんに会いたがってるんでしょ〜?やれやれ、未練たらたらなんだから。」
クラ「タウナもそりゃ、会いたいけどさ・・・。」
ココ「・・・?誰か、他にいるの?会いたい人。」
クラ「・・・・・・。」
目の前にいる・・・と思いたいが、残念ながら、ほんの少し違う。こんなことを思うのは悪いが、このココがあの時のココと同じであれば、どれだけ良かっただろう・・・とも感じた。
クラッシュは、そのまま黙りこくってしまった。
クラ「フゥ・・・・・・。」
ココ「(・・・変なお兄ちゃん。)」
ブリ「ヒ〜ッヒッヒッヒ!!ヒェ〜ヘッヘッヘッへっへ!!ウア〜ッハッハッハ!!」
宇宙ステーションはというと、ブリオのレーザーによって爆発し、木っ端微塵になった。破片があちこちに飛び散っている。
そのうちの1つが、この地球に向かって落ちていく。
これがまた、さらなる戦いの前触れになるなど、誰も知らなかった・・・。
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